baby blue eyes

それは魂の革変の物語。

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天使と人のものがたり・第二部 ep.10

それはイメージ。
ただ脳内に浮かび上がる幻影。
或いは人はそれを妄想というかもしれない。
大脳の作りだした自分自身に都合のよいビジョンかもしれない。
だとして、なんの不都合があるだろうか?

現実ではそれが本当にあったことかは実証し得ない。
きっと、死んであちらの世界に行かなければ分からないだろう。
否、魂の転生などないとしたら、死後すらも存在しない。
だからそれがなんであろうと構わない。

問題の焦点は、「なぜそのようなイメージを己は見るのか」ということ。

そして、そこになにか確固とした芯があるなら、それをきっと『真実』と呼んでもいい。




【Vision】



湖は透明な水を湛えている。
歩を進めて、水の中に入っていく。
ある程度まで体が浸かると、彼女は人魚になっていた。
綺麗な水の中を泳いでいくと、古代魚〈シーラカンス〉がいる。
「私は時の賢者。」
彼がそう名乗る。
その瞬間、雲を突き抜けた先の青空が見えた。
マシュマロのように真っ白な雲が雲海をつくり、どこまでも澄んだ青空が広がっている。
時の賢者と別れ、湖の向こう側に泳ぎついた。

彼女の姿はまた人に戻る。


黒く波打った髪が長く伸びて、膝の辺りまであっただろうか。
実際の自分とは違う姿。
裸のまま森を歩いていくと、木々の間にレミエルが立っていた。
「遅かったですね。王がお待ちですよ」


次の瞬間、彼女は暗い中に放り出された。
ここは闇の王のおわす神殿の地下だ。
太い柱が数え切れないほど連なり、高い天井を支える。
そこは何も生きているものはおらず、静寂に満ちている。
その中で一つだけ光が見えた。
彼女はその光を目指し歩き始める。
いつの間にか身につけていたのは巫女のような衣装。
白くもなく黒くもなく、けれど白くもあり黒くもある。そんなドレス。

やがて、神殿の突き当たりに辿り着いた。
一段高いところに玉座があり、その前に佇むルシフェルが見えた。
その脇には、レミエルが控えている。
玉座の向こう、壁の上部には先ほど見えた光が瞬いていた。
その光を見た瞬間に、これがルシフェルの本質だ、と悟る。



光に対すれば闇であるが、闇の中にあっては光である



そんな言葉が脳裏をよぎった。
「よく来たな、闇の巫女よ」
そんな言葉をルシフェルにかけられたように思う。

彼女は、片膝を折って地に伏す。
両腕は、胸でクロスさせ頭を下げた。
レミエルが捧げ持つクッションに金の冠が載せられていた。
ルシフェルがその冠を彼女の頭に載せる。
蔦と花の意匠があしらわれた、精緻な金細工の冠。

そしてヴィジョンが見えた。
玉座の前に佇むルシフェル。
そして、その後につき従う二人の闇の巫女。
レミエルは、さらに少し離れた場所に控えている。

気付いたら、森に戻っていた。






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